世界中で使われている痩せ薬ゼニカルの効果

「ゼニカル」の気になる点

 

 

ロシュ社で開発された「ゼニカル」の効果についてはある程度おわかり頂けたかと思います。ちなみに使用するにあたっては安全性が気になるかもしれません。しかしそれについては、すでにアメリカでは肥満治療薬として認可されており、実際に使用もされています。

 

 

アメリカで医薬品を認可しているのはFDA(日本での農水省)という、通称「医薬品のFBI」と呼ばれる厳格で権威ある組織団体です。FDAでは食品、医薬品の効果と副作用を厳しく審査し、ここの認可を受けていれば、世界で最も厳格な組織からのお墨付きを受けたことにもなるので、信頼はできると思います。

 

 

また、「ゼニカル」の実際の効果については、既にアメリカでは一定の評価が得られているようです。もちろんこれが万能薬だということではありません。あくまでも脂肪に対して有効だということで、三大栄養素(デンプン・タンパク質・脂質)は、吸収されると全てがグリコーゲンとなり、肝臓に貯められるからです。つまり、脂質は抑えるのですが、その他のデンプン・タンパク質は抑えないのです。だから食べ過ぎればデンプン・タンパク質で、やはり太るということです。

 

 

デンプンとタンパク質のカロリーは脂肪よりは低いので、一応太りにくいのは確かですが、食べ過ぎるとやはり太ります。トータルとしての食事制限やカロリー制限はやはり守らないといけません。既に皮下や内臓にたっぷり脂肪がついているなら、取り除くために運動しなければなりません。