ダイエットの背景
いろいろな方法のダイエットに一生懸命取り組んで、しかしなかなかそれが成功しないという人がたくさんいるはずです。それ程にダイエットは本当に難しいのです。そんな人から見れば、こうした「やせ薬」の登場というニュースは非常に気になるでしょう。
いろいろな減量法を試すにしても、基本的にはどれもかなり我慢を強いられる減量になってしまうのが現実です。時には健康を損ねる場合もあり、継続して取り組むのが非常に困難になっています。
それもそのはず、そもそも「痩せたい」という欲求と「食べたい」という欲求は正反対です。これを我慢するのですから苦しいのは当たり前です。こうした減量にあたっては運動ももちろんかなり大切なのですが、それこそ相当な運動をしたつもりでも消費したカロリーは驚くほど少ないもので、運動だけで減量するのはちょっとあり得ない話です。
つまり、運動と併せて絶対に避けられないのが、摂取カロリーの厳しい制限ということになります。もともと普通の食事をしていても、ある程度の運動量が求められるのですから、それを減量に持ち込むには、摂取するカロリーの制限をせざるを得ないのです。
こうした肥満の直接要因はズバリ脂肪分です。問題となる体脂肪ですが、これに大きく二種類あり、それは皮下脂肪と内臓脂肪です。皮下脂肪はその名の通り、皮膚の下についている脂肪で女性におおくなっています。
内臓脂肪は腹腔内（胃や腸の周り）を包む脂肪で、男性に溜まりやすくなっています。どちらにしてもこうした体脂肪が多いと肥満となるわけですこれを運動と食事制限で減らそうというのがダイエットです。
こうした肥満状態の改善法方を考えてみると、「ゼニカル」の効果もわかってきやすいと思います。脂肪吸収抑制剤「ゼニカル（XENICAL）」は大問題となる脂肪の吸収を抑制します。そうなれば、運動分は確実に減量の道につながるのです。